---2002年5月の日記---

2002年5月3日(金) 初!夢の島マリーナ
さぁ、いよいよ待ちに待ったゴールデンウィーク後半戦へ突入です!

今回のGWは、八景島でのステイがメインです。

そして、話は2日の夕方からはじまります。
森田さんの天気予報を見ていたら、「明日はとてもよい天気です」とのコメント。
すると、すかさずアシスタントの娘が、「風はどうなんでしょう?」と質問。
おっ、この娘いいこと聞くじゃん!
すると森田さんは「ほとんど無い感じでしょう」とコメント。
その言葉を聴き、電話を手にした私は、いつもの定宿へ予約を入れていた。
当初、3日はゆっくりとしようと考えていたが、天気が良くて風が弱いとなれば
出航するきゃないでしょう!

GW渋滞を避けるべく、夜の間に移動して木更津入り。
ふかふかベッドで一夜を過ごし、さわやかな朝を迎え外を見ると・・・・。
あれぇ?
風吹かないんじゃなかったけ?
旗も元気良くたなびいているぞ?
対岸の横浜方面も良く見えている!
風の塔もはっきりクッキリ見えている!
やられたー。
森田さん!勘弁してよ〜〜〜。

しかし、昨夜のうちに夢の島マリーナのバースを確保してあったので
何とか出航したい。
そして、出航時間をお昼まで遅らせ出航することにしました。

Dear Friend'sでは初めて、湾奥へ向けて舵を取ります。

風の塔を超えて、東京港に近づくと、色々な船が走っています。
ディズニーランドやホテル群、観覧車やウォータフロントのビル群など湾奥ならではの構造物が目を引きます。
荒川河口の夢の島大橋をくぐると、いよいよ、夢の島マリーナへ到着です。
しかし、風が強くて、バースに付けられません。
何度もトライをしていると、見かねたオーナーさんが助けに来てくれました。
もやいを受け取ってもらい、何とか着岸完了!
お礼を言う私達に「ココは風があると入れにくいんだよね〜」と笑顔でさって行きました。
とても潮っけのあるお方でした。
木更津から1時間30分の航海でした。          

夜になり、TOP艇に、TOPさん・GASSAN・テツさんが乗り込んで登場!
まもなく、ゆかいさんも到着して、みんなで軽くいっぱい!
彼らは、「かつお」をGETするべく、午前3時に出航していきました。

「また、明日ね〜」「気をつけてね〜」とお見送りをして、一日が終わりました。
その時は、明日体験する「恐怖」など思いもよらずに・・・・・・。

5月4日(土)へつづく
No.80

2002年5月4日(土) 嵐からの生還
夢の島で心地よいステイを経験した、ディアフレ。
本日は八景島へと向かいます。

しかし、早朝より風が強まってきて果たして無事に航行できるか心配な状態です。
すでに河口はぐちゃぐちゃな状態。
マリーナでも、「本日は強風の為、出航する方はライフジャケットを着用してください」
とのアナウンスも流れる始末・・・・。
「根性なし」のディアフレの不安はつのるばかり。
マリーナのオーナーさん達も、「この風で八景島へ行くの?そりゃ大変だ〜」などと
おっしゃっています。

風を避ける為に、運河づたいに航行する事を決めて、11:00に出航。
東雲運河からレインボーブリッジをくぐり、京浜運河へ抜けて・・・・
羽田空港裏を通り、海老取川へ       
多摩川の浅瀬をクリアーして、また、京浜運河へ入りベイブリッジへ。
ここまでの航行は、不安ながらも何とかクリアー出来ました。
しかし、ここからが恐怖体験の始まりです。

ゆかいちゃんへ電話を入れ、バウ上げや速力、航行ルートなどのアドバイスを受けいざ、大荒れの東京湾へを舵を向けます。

ひとたび運河を出ると、そこには、予想通り、いや、想像を絶する世界が待ち受けていました。
強風に大波、Dear friend'sは、まるで木の葉のように波に翻ろうされ、当然、向かいたい方向へなど進めません。
速力6〜7ノット。
波を1つ1つ乗り越え、しぶきをかぶる事など当たり前。
それこそ、水の中を走行しているようです。
1度、沖まで進み、大きく回りこむように八景島へ針路を取ります。
いつもは、外が見えるようにと、隣に立っているディア妻も、自身の恐怖に加え、集中する私の邪魔にならぬようにと、シートで静かにしています。
波をすくわないようにチルトを揚げているので、もまれてキャビテーションを起こしたりもしました。こうして書いている今でも、思い出すと恐怖の連続で震えが出てしまう・・・・。

夢の島からの航行が3時間を越えるころ、ようやく八景島に近づいてきました。
近づくにつれ、波も穏やかになり、私の心拍数も安定してきました。
そして、マリーナ入り口に舳先を向けた時には、心の中で「ガッツポーズ」をしていました。
ディア妻の顔からも緊張の色が取れて安堵の表情が読み取れました。

マリーナに連絡をいれ、着岸のサポートをお願いしてから入港。
風向きを考えても泊めやすいバースを指定されたので無事、着岸完了。

緊張で凝り固まった体をほぐしながら桟橋を歩き、ここをホームにしているKobaさんにご挨拶。
そのころになると、忘れていた腹の虫が泣き出したので、パーク内へ直行しました。

軽くおなかを満たし、船内で「昼寝でも・・」と横になりかけた時、窓をノックする音が・・・・。
「どーも〜、インターネットでお話をしたものですが・・・・」っと、しぐなすさんが登場!
23フィート艇で熱海からの入港です!
すごい!凄過ぎる!この時化の中まさかいらっしゃるとは思ってもいませんでした。
話を聞くと、ボート暦は20年にもなるとの事。
あっぱれな、大先輩でした。

夕方になり、ゆかい艇とTOP艇が入港。
みんな無事に着いたので一安心でした。

花火の時は、隣のオーナーバースに泊めているT夫妻からお誘いを受け、フライブリッジからの花火を満喫しました。T夫妻とは、その後、深夜にわたり「海&ボート&仲間」談義に花が咲きました。
          
YFCに船を泊めて、sammyさん一家も登場し、記念撮影!

こうして、八景島の夜は更けていきました。

5日へつづく
No.79

2002年5月5日(日) 海の仲間と八景島ミーティング?
夕べの余韻を残し、少し遅い起床。
すでに、周りの仲間達は活動を始めていました。

皆さん、思い思いに歓談し、犬と遊び、ボート談義に花を咲かせ、楽しく時を過ごしました。

お昼になり、しぐなすさんは熱海に向けて出航しました。
まだおさまりきらない海況を考慮して、ご家族の方は電車でお帰りになりました。

まもなく、我がDear Friend'sも燃料補給を済ませ、出航しました。

※今回、八景島に登場した仲間のお船達

   夢の島より「遊海2」
   芝川より「TOP」
   金谷より「SnowDolphin」
   熱海より「しぐなす」
   八景島 「カリビアン」
   そして、YFCより歩いてきたsammyさん一家
   新たな出会いの八景島 「FAIRY」

 皆さん、本当に楽しい休日をありがとう御座いました!

帰りの航海も、決して楽なものではなかったけれど、
土曜日の時化を乗り越えたあとなので、一回り大きくなった気持ちで操船できました。

写真集はこちら


No.78

2002年5月12日(日) トラブル発生!
いつもの様に、土曜日の夜から木更津入りしました。

海況もよさそうなので、富津にでも行こうかと思っていた所、マリーナの桟橋に2艇のYAMAHA新艇が係留してありました。
もしや、試乗会?
ならば、自分の船をを出さずに試乗しちゃおう!っと、予定変更。
試乗艇は2艇
一つは、26フィートのセンターコンソール「CC26」
この船は、UF26のハルにセンターコンソールを乗せた、かっちょいー釣り使用。
なぎの中での試乗だったので、波さばきなどは良く解らなかったけど、
搭載されているYAMAHAフォーストローク225の静かさに感動してました。
オープン艇なので、気合の入った釣り人間ではない、私たちは寒さと寝床が無い
という理由?で購入意欲を掻き立てられることはありませんでした・・・。
ヒットするかどうかは解らないけど、今までの日本艇には無いかっこよさで人気は
出るでしょう
次にスモールファミリーボート「ベルフィーノ」。
ホントにスモールです。
20フィートの中にキャビン&ヘッドスペースまで突っ込んでしまった、困ったボート。
でも、何か使い方があるのかな〜。
あの手のボートを欲しがっている人は、何を期待しているのかな?
そっか、湖専用ならOKだ!

営業君とお茶しながら、話していると、こちらに向かっていた仲間の船から
レスキューコール!
かたっぽのペラが一枚もぎ取れた!って連絡。
何とか、マリーナまで来るとのこと。
急遽、上架して、ペラの交換。
無事にたどり着けて何よりでした。
富津にいた、別の仲間も駆けつけ、思いもよらぬ場所での会談となった。
しかーし、悪夢はまだ序曲を迎えた所だったのだ。

元気良く、母港へと帰っていく船をを見送り、
私たちも陸路、彼の母港へと向かいました。
高速を走っていると、またもやコール!
今度は、反対側のペラがもぎ取れた!そうだ。
同時に航行していた仲間の船に曳航してもらうので、到着が遅れるとの事。
なってこった、一日に2枚もペラがもぎ取れるなんて・・・。
特に、係留保管の彼は整備には余念が無かったのに。

当然、待ち合わせのマリーナには陸路の私たちが先に到着し、彼らを待つことに。
およそ2時間後、無事マリーナに入港してきた2艇。
しばしの歓談後、曳航してくれた仲間の船は母港へと帰路に着きました。

そして、次の災難。
マリーナでの足に利用している原付がパンク!
さらに災難は続く、駐車場にて私の隣の車に突っ込んでくる車を目撃!
動揺している運転手に代わり、警察に連絡を入れる友人。
すると、何を血迷ったか、今度はその電話を奪い取ろうとする運転手!
どーやら、無免許運転だったようです。
無礼な子猫ちゃんに、じっと耐える友人。

ホント、色々あった一日でした。

夜は、パァーっとカラオケだ〜〜〜。
No.77

 2010/02/20/19:45:53   No.129
ベルフィーノを舐め過ぎじゃないですか?
乗ったことがあってのコメントでしょうか?

でぃあ  2010/04/03/04:46:48   No.130
>129さん
化石のようなHPへようこそ。
更に、8年近い前の記事にコメントを頂きまして正直びっくりしました。
確かに、上から目線のコメントでしたね。
船の印象は人それぞれ。
それぞれのオーナーさんのライフスタイルに合っていれば、それでOKでしょう。
試乗程度ですが、実際に走らせて見て、当時としては、感じた事を正直に書いたつもりです。
湖でのボート経験から、湖での使用ならば良いものだと素直に感じたまでです。
実際のベルフィーノのオーナー様が、満足を得ているのであれば、ただの「戯言」で済ませる程度のことだと思いますよ。

2002年5月19日(日) マリーナ
実は、今日、友人の結婚式でした。

しかし、週に1度は水辺に行かないと禁断症状が
出る体質になってしまったディアフレ。
時間が無い中、近くの水辺で考えられるのは、都内のマリーナ。
丁度良いことに気の合う友人もいるしということで、某マリーナへ参上しまいした。

最近、気に入っているマリーナライフ、それは、キャビン内での団らんです。
そして、出航しなくてもキャビンで楽しめる係留保管に心が動く〜。
私の場合、釣りに対しての興味が薄く、それよりも、気兼ねの無い友人達との
くだらない会話をかわす時間が何よりの休息です。
ならば、別に船じゃなくても・・・・。
っと思う所ですが、そこはそれ、船、いや海の楽しさを知ってしまった私にとっては
その休息の場が海であることに大きな意味があるのです。

改めて、「船が好きなんだな〜」と感じた休日でした
No.76

2002年5月26日(日) 保田漁港クルーズ
うちのマリーナは、4月から9月くらいまでの間に、
数々のイベントを行います。
今回は、「保田漁港へ行って
「ばんや」でご飯を食べるクルージング」でした。
保田へは行ったことがなかったので参加することにしました。

いつものように、前夜に木更津入りし船中泊。
船を桟橋に回してもらった時に、エンジンの調子悪いと連絡を受けました。
夜、ためしにエンジンを掛けてみると、確かにおかしい・・・。
アイドリングで回していると、ガス欠の様に止まってしまう。
回転を上げれば大丈夫でした。
キャブレターかな?
いずれにしても、燃料系統の問題でしょう。
翌朝、出航前に応急処置として、キャブレターの清掃をしてもらいました。
何とか、予定通りに出航出来ました。
今回の参加艇は7艇。
内2艇は、マリンクラブでの参加でした。
このマリーナには「マリンクラブ」というシステムがあります。
要するに、会員制のレンタルボートです。
維持管理が無い分、上手く利用すれば合理的なシステムです。

巡航20ノット前後で、保田まで1時間30分かかりました。
通常は、こんなに掛からないと思うけど・・・・。
無事に到着して、係留桟橋待ちの時に、またもやエンジンストップ!
すぐに掛かるので問題は無いのだけれど、
止まること自体正常ではないので
結局、キャブの分解清掃&燃料フィルターをレイコーのものに
交換してもらう事にしました。

入港届けを出している時に、ゆかい艇より連絡があり、
まもなく保田へ着くとの事。
ゆかい艇は、熱海の温泉へ泊まってきた帰りに、
保田へ寄ることになっていましたので、あまりの速さにびっくりです。
私たちは、マリーナ企画のため「海の会」メンバーが集まる前に
食事をすませました。 

ゆかい艇は後から入港するTOP艇を桟橋で待つとの事。
マリーナメンバーとの食事会も終わり、桟橋に来て見ると、
まだTOP艇は来ていませんでした。
ゆかいさんとしばらく桟橋談義に花を咲かせていると、
ほどなくTOP艇も入港し、さらに、八海までもが入港してきました。
みんな無事に着岸完了して、いざ「ばんや」へ。

私たちがマリーナの用事を済ませ、ばんやへ向かうと・・・・
なんと、ばんやではなく、その前にあるおみやげ屋さんでテーブルを作り、
宴会が行われていました。
桟橋では気がつかなかったのですが、
まんぼうさんや前川さん達も来ていました。

みやげ屋のおじさんが、おいしい「子持ちひじき」を出してくれたら、
みんな「ご飯が食べたい!」とわがまま三昧!
そこで立ち上がったのはTOPさん。
そそくさと「ばんや」の中へ消えていきました。
しばらくして戻ってきたTOPさんの手にはおみやげ用のパックに入った白いご飯が4つ・・・・
今度は、みやげやのおじさんに、「茶碗かお皿かして〜」とのおねだりコール!
おじさんサービスのタコのブツ切やアジの開きをおかずに、
みんな満足な食事が出来ました。

3時になり、みんなそれぞれのホームポートへ帰って行きました。

寄港地で海の仲間に会い、馬鹿騒ぎをするのはホント楽しいことです。
今週も、忘れられない日曜日になりました。

写真集はこちら
No.75

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